119

ワタクシ、初めて『１１９』に電話しました

事の発端は、おバカなムスコがオモチャを分解した事から始まりました。

某祭りの輪投げでゲットした、ドラえもんの玉入れゲーム。
電動でドラえもんが上下に動いて、ボタンを押して玉を口に入れるというオモチャなんだけど、本来は透明のカバーが付いてる。だけど、そのカバーをバカ息子はドライバーで外したらしい。

で、口に人指し指を突っ込んだたら、そのままドラえもんが動かなくなってしまったようで、その挟まれっぷりは今にも指がちぎれそうな感じだった。

最初は痛い～って泣く程度だったんだけど、私が分解して外そうとしたら、余計に指が締まるようで、尋常じゃない泣き方に
それを見ていたムスメさん、この世の終わりか！ってくらいの叫び声で逃げて行った

色々工具を使って、外そうと試みたが、ビクともしない上に、更に泣き叫ぶムスコ。
私が自分の指を隙間に入れる事によって、少しだけ痛みが緩和されるらしいので、身動きが取れない。
病院に行こうにも、大きい病院に行かなきゃダメだろうし、行ったところで、外せるかも疑問だったので、意を決して１１９に電話したわけです。

１１９に電話して、状況を説明しようとするが、ムスメのこの世の終わりの叫びに、私まで動揺してきてドキドキしちゃったよ。

数分後、消防車が到着。しかも2台
少し落ち着いていたムスコも、レスキュー隊員が持ってる工具を目の前にして、大泣き。目を塞いで、救出作業開始。

と思ったら、状況証拠？の為、作業を中断して写真撮影。指を挟まれた写真をパシャリ。早く、外してください・・・

隊員が工具を使って外している間、アメリカの「レスキュー911」って番組が頭に浮かんで離れない。
あぁ、まさにレスキュー911。プ。

数分後、ようやくドラえもんから救出されたおぼっちゃん。
後から来た救急隊員にも見てもらって、一応、指も普通に動くし、内出血だけだろうとの事。
レスキュー隊員の方々、ありがとうございました

最後に、分解したドラえもんを元に戻して、再び写真撮影。
危険なオモチャに指定されちゃうのかしら・・・。

それにしても、この町内にこんなに子供が居たのか・・・ってくらい子供の野次馬が多かったよ。
町内のみなさま、お騒がせいたしました

そういえば、救急車で病院に搬送することを断ったら、紙に「救急車不要」と書いてサインしてくださいと言われたんだけど、普段、字を書かないせいか、「救急」か「急救」か一瞬、迷っちゃったよ。こんなの間違えたら、かなりのアホだと思われるよね

今になって、もし指が切れてしまったら・・・と思うと何だか怖くなってきたわ
本当に大惨事にならなくてよかった